忍者ブログ
医療の資格に関連するいろんな情報を発信するブログです。医療の資格の役立つ情報が満載です。
[116] [20] [115] [19] [114] [18] [113] [17] [112] [16] [111]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

聞く技術―答えは患者の中にある〈下〉

聞く技術―答えは患者の中にある〈下〉
定価: ¥2,940
販売価格: ¥2,940
人気ランキング: 20675位
おすすめ度:
発売日: 2006/09/01
発売元: 日経BP社
発送可能時期: 通常3~5週間以内に発送


すべての臨床医に役立つ教科書
 本書では、疾患中心ではなく症候を中心に60種の臨床症候について、それぞれの病因、危険な疾患であった場合の警告症状、診察の開始時のopen questions、鑑別診断のために有効なclosed queastions(focused questions)、診断的アプローチ、注意点、予後について統計に基づいた解説文献の引用がなされている。特に鑑別診断のためのfocused questionsは、内科学や症候学の成書に書かれている症候、例えば胸痛について、どのように聞けば、あるいは他のどの随伴症状について聞けば心筋梗塞など危険な疾患を見逃さずにすむかということを考えるのに非常に役立つように書かれている。
 第1章の病歴:アートとサイエンスの項に、「患者に面接する能力は、医師の経験の上に成り立つもので、練習も必要になる。何を重視して、何を捨てるか、次に何を質問するべきか、どのように会話を方向付けるか(中略)を知ることは難しく練習には終わりがない。これを学ぶ唯一の方法は、実際の患者の話を倦まずたゆまず繰り返し聞くしかない」と記されているが、本書はそういった意味で臨床研修医のみならずすべての臨床医に役立つ本と考えられる。
http://d.hatena.ne.jp/Nervenarzt/edit?date=20061012

PR


忍者ブログ [PR]
フリーエリア
バーコード
ブログ内検索
リンク