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 医療費抑制に向け国が削減方針を示している療養病床につい
て、道は二十三日、道内に約二万七千床ある療養病床のうち三
割程度を二○一一年度末までに削減する方針を固めた。九千床
程度とみられる削減分は、老人保健施設などへの転換を目指す
。国の方針に沿うと、療養病床は五割近い削減が必要になるが
、道は面積が広大な道内の地理的特性などを考慮し、一定の病
床数の確保が必要と判断した。

 二十九日の「道地域ケア整備・療養病床再編検討委員会」に
素案を示し年内に構想をまとめる。

 長期の患者を受け入れる療養病床の削減は、医療サービスの
必要性が低い患者を、医療コストの安い介護施設や在宅に移し
、医療費を抑制するのが狙い。国は昨年、一一年度末までに二
種類ある療養病床のうち、二十五万床ある「医療型」を十五万
床に削減、十三万床ある「介護型」を全廃する方針を打ち出し
た。

 今年四月一日現在の道内の療養病床数は医療型が約一万八千
七百床、介護型が約八千七百床。国の計算式では道内は計一万
床以上の削減となるが、道は病院までの距離が遠いという地理
的条件や冬季間の患者の受け皿が必要な点を考慮し、医療型は
現状の数を維持する考え。今後、厚生労働省と協議するととも
に、二十一医療圏ごとの病床削減数や、介護施設への転換目標
をまとめる。しかし、国が転換促進に向けて打ち出している支
援措置は未定の部分が多い。医療関係者からは「転換後に経営
が成り立つか分からない」という声が強く、構想通りに転換が
進むかは不透明だ。

 一方、国が療養病床の診療報酬を昨年度から引き下げた影響
もあり、道内の療養病床数は一年余りで三千床近く減った。医
療の必要度が低い患者に退院を促す病院も出始め、関係者から
「受け皿が整わないまま病床削減が進めば、行き場を失う“介
護難民”が出てきかねない」との声もある。
(北海道新聞)


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